理想の案件を見つけるために

エージェントを利用すれば、自分のスキルや好みにマッチした案件を探しやすい。エージェント以外で仕事を探すとなれば、ハローワークや求人情報誌、企業のホームページなどから見つける方法が一般的だ。しかし、これらの求人情報はフリーランスではなく、正社員やアルバイトを募集しているケースが多いのが実態と言える。フリーランスとして働きたいことを伝えると、瞬時に断られることもあるだろう。

一方、フリーランスに特化したエージェントなら、フリーランスの案件だけを掲載している。さらに条件を指定して探せるため、短期間で自分に合った案件を見つけることが可能だ。プロジェクトの内容や報酬なども指定できることから、ミスマッチの案件が表示される可能性は低いだろう。そのほか、スキルやプログラミング言語などからも検索できる。取引企業数の多いエージェントは、案件が豊富にあるのが特徴だ。スキルに自信がある人は、スカウト制度を活用するのも手だろう。

地元で案件を探すのであれば、地元の案件が多いエージェントを利用するのが得策だ。エージェントによって対応エリアが異なり、首都圏にしか対応していないエージェントもある。一般的に首都圏や政令指定都市に住んでいる人は、案件を獲得しやすい傾向が強い。サポート制度が充実したエージェントは、フリーランスの初心者に適している。交渉力のあるキャリアコンサルタントがいるエージェントなら、好待遇や高単価の案件を勝ち取りやすいだろう。